素敵な作品を制作出来たらサークルと作品の登録にチャレンジしてみましょう！あなたの作品がランキング上位に入るくらい人気になるかも！？
この記事はDLsiteでの作品販売方法やコツを、現役の複数クリエイターインタビューを基に作成しています。
DLsiteとは
DLsiteは、同人誌、同人ゲーム、同人ボイス、ASMRの購入と販売ができる国内最大級のサイトであり、56万以上の二次元作品が掲載されています。
日本国内・国外共に認知が高く多くのユーザーが利用している事から、初心者でも収益化しやすい事が特徴です。
DLsite以外のお勧めのダウンロード販売サービス
DLsiteの他でも販売を行いたい場合はFANZAがお勧めです。
FANZAもDLsiteに並ぶ最大手のサービスで、販売もほぼ同じように行えます。
同時に両サービスでの販売を行う事も出来ますが、専売（そのサービスだけで販売する）設定にすると違法アップロード対策やキャンペーン、PRで優遇される事もあります。
他にも色々なダウンロード販売サービスがありますが、上記2サービス以外はアクセスが少なくほとんど売れないのであまりお勧めは出来ません。
そちらに時間を使うのであれば、上記2サービスへ登録する作品に対して海外ユーザーに向けた翻訳バージョンを作成した方が収益を伸ばせるでしょう。
DLsiteとFANZAで大きく違う事
ユーザー層
DLsiteでは100本売れた作品がFANZAでは10本しか売れなかったり、はたまたその逆もあったり、似たサービスではありますがユーザー層が異なり売れやすいジャンルや傾向も異なります。
修正、審査基準
FANZAの方が修正基準が厳しく、DLsiteでは審査が通過したのにFANZAでは全く通らない事があります。
場合によっては全イラストの修正をやり直さなければいけない事もあります。
また、セリフやテキストによってもNGとなる可能性があり、その場合はさらに労力がかかります。
どちらでも販売をしたい場合は、初めからFANZA基準で作成する、作成時にそれぞれで修正を分ける、等の工夫が必要です。
サークル名の決め方と登録方法
サークル名の決め方
サークルとはメーカー名のようなもので、作品を販売する場合に必要です。
自由に決めてもよいのですが、検索でも強い部分になりますので意外と重要でもあります。
例えば「スイカ」というサークル名にした場合、スイカと検索してもヒットする事は難しいでしょう。
「スススイスイカ」のような、他となるべく被らない形にするとあなたのサークルが検索でヒットしやすくなります。
しかし、上記の例の形は非常に勿体ないです。
せっかく検索で強い部分なので、あなたが作成していく作品と絡めたワードを入れてみましょう。
例えばあなたの作品の多くが「ゲーム」で、登場人物に「ケモノ」が多いとして、サークル名を「ケモノゲームズ倶楽部」にしたとすると…
DLsiteは同人系の検索が強いサイトなので「同人 ケモノ ゲーム」と検索した時、あなたの他に「ケモノ」「ゲーム」を入れたサークルが少なければ上位に表示される可能性が出てきます。
コツは「ビッグワード（上記でいうゲーム）」と「小ワード（上記でいうケモノ）」を入れる事です。
ビッグワードだけでは非常に競争が激しくなり、まず無理だと思った方が良いです。
小ワードを入れると、AND検索時のキーワードが絞られるわけですから、競争相手がぐぐっと少なくなります。
ただし、作品とあまり関連性のないワードを入れるのは検索エンジンにとってよろしくないので、作品のジャンルに合わせた方が良いです。
サークルの登録方法
サークル登録は以下の手順で行えます。
サークル登録には、サークル名やメールアドレス、受取金額の支払い方法などの情報が必要です。
また、サークル規約に同意する必要があります。
作品の登録方法と重要ポイント
作品の登録方法
作品登録とは、DLsiteに自分の作品をアップロードして販売するための手続きです。
作品登録は以下の手順で行えます。
②作品登録ページに移動する
③作品情報を入力して送信する
④作品ファイルをアップロードする
⑤登録完了メールが届くまで待つ
作品情報では、タイトルやジャンル、価格、説明文などが含まれます。
また、サムネイル画像や体験版なども用意できます。
ここで設定した作品情報が売れるかどうかの全てと言っても過言では無いので、ぬかりのないようにしましょう。
作品登録時の重要ポイントとコツ、おすすめ
サムネイル
ジャケ買いという言葉もありますが、そもそもユーザーは好きなクリエイターや上位に表示されている作品以外、文字を読まないと考えた方が良いです。
よって、初心者の方にとってはサムネイルの出来が購入されるかどうかの全てと言っても過言ではありません。サムネイルを制作する時のコツは大きなイラストと短い文字です。
例えば胸が売りの作品の場合、イラストは胸の面積が大きくなるようバストアップのキャラクター、もしくは胸だけにすると、胸が好きなユーザーの目に留まりやすくなります。
色々見せたい気持ちもわかりますが、その作品の売りが一目でわかるようなイラストを大きく見せましょう。そして、イラストに目が留まったユーザーは次にサムネイル内の文字に目が行きます。
この時、文字が長かったり小さいと読まれません（スマホでは特に潰れてしまう）。
「大きなおっぱいが画面いっぱいに揺れまくる大興奮シーンを多数収録！」なんて細々長く書くのであれば、大きく短く「爆揺れ！」と書きましょう。上記はあくまで初心者の方にお勧めのコツとなります。
ファンがある程度ついた後はイラストや文字がどうあれ見てもらえるケースが増えますので、そこまで力を入れていなかったり、あえて形を変える人気作家さんもいます。
しかし、初心者の方は「とりあえず売れているサムネイルを参考にする」という方も多く、そのサムネイルが初心者（新規参入者）に最適な形でない場合があります。
売れている作品のサムネイルを参考にする場合は、配色や使用フォント・デザイン程度にとどめておき、基本的には上記のコツを参考に制作される事をお勧めします。
タイトル、説明文、体験版
サムネイルを見た後にじっくり見られる部分です。
ここを読まれる時点で気持ちはだいぶ購入に寄っていますので、ここの役目は購入まであと一歩の背中を押す事です。
繰り返しになりますが、ここはサムネイルに惹かれたユーザーが見るという事を忘れてはいけません。
胸のサムネイルを見て来たユーザーは胸好きな自分がこれを本当に買うべきかの確認をしたいのです。もちろん、ゲームシステムや声、ストーリー設定を気にするユーザーもいるでしょう。
しかし、この部分を読むユーザーが胸好きである確率は１００％です。
他にも色々魅力があるんだ！と、伝えたい事は沢山あるかと思いますが手に取ってもらえなければ何１つ伝わりません。
サムネイルで与えた「良さそう」という印象が「買いだ」に変わるように、サムネイルに収まりきらなかった魅力をとことん書きましょう。
他の部分の魅力は手に取ったユーザーがきっとレビューで書いてくれます。
ジャンル、価格
意外に思われるかもしれませんが、あまりにも尖っていない限りジャンルや価格はそれほど重要ではありません。
買いたいと思わせられたら、少々高くても買ってもらえます。
ジャンルもサービス側で用意されている時点で一定の需要がありますし、あまり人気のないジャンルもそれだけ競合も少ないので売れにくいとも言えません。
ただ、価格に関するテクニックはいくつも存在し、例えば価格を相場より高めに設定する、圧倒的に低く設定するという事があります。相場より高めに設定する
Amazonや楽天市場などでもされる方法ですが、売りたい価格の1.5倍ほどに元値を設定し、その上から割引を設定。割引後の金額を元々の売りたい価格にする方法です。
ただ同じ金額で出すよりもお得感があり購入を促す事が出来ますが、頻繁に割引を行う事を良く思わないユーザーもいるのも事実です。相場より圧倒的に低く設定する
無料系サービスでもされる方法ですが、作品そのものの利益というより、将来的に・全体で収益を上げる事を目的にされます。
ほとんど無料に近い金額にする事で多くの人の手に渡り、サークルの新規ファンを増やすことが出来ます。
いわば広告のようなもので、過去作品や将来追加する作品の購入数増加が見込めます。
その作品自体での利益は得られませんが、通常広告を出稿するとなると数十万単位で費用が掛かる事も珍しくないので、実質的な価値としては相当なものがあります。
「認知度が上がったら売れるのに…」と思ったら試してみるのも良いでしょう。
おすすめの同人作品のジャンルは？
現在、単純なAIイラスト作品は通常作品と比較して売れにくい傾向にありますが、イラストをもとにした漫画、ゲーム、そしてボイス・音声作品は数千本の売り上げがあるものも珍しくありません。
中でもボイス・音声作品は漫画やゲームと違ってクオリティをあげるための難度が比較的低いので、初心者の方にもおすすめです。
同人ボイス・音声作品の作り方に関しては以下の記事をご参照ください！
少しでもこの記事が参考になれば嬉しいです！この記事の内容も随時更新していきますね。